腰痛を撃退する超簡単な体操
腰痛バスターの堅田です。
腰痛で当院を受診される方の中に、朝起きるときに痛い、長時間座ったり・立ったりすると痛いという主訴を多く聞きます。
そういう症状を持った方に共通して多いのは・・・
”股関節が硬い”ということです。
股関節が硬いと腰椎の動きが硬くなり、そのせいで腰痛が起こってしまいます。
では股関節を柔らかくするにはどうしたらよいのか特別にお伝えします♪
ちなみに股関節は、立つ、歩くといった動作につねに大きく関わっているが、座り姿勢が長かったり、日常の中で単調な動作しかしていないと、股関節を動かすチャンスはことごとく奪われてしまいます。
すると、股関節周囲の筋肉もほとんど使われず、かちかちの状態に。このまま、かちかちの股関節を放っておくと、腰痛の悪化は避けられないし、立ち歩く姿勢もいっそう老け込んでいってしまいます。
かちかちの股関節を、柔軟に、スムーズに動かせるよう変えていく効果が高いのが、ここから紹介する3つの「股関節ストレッチ」です。
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1つ目の「股関節ストレッチ1」は、四股ふみ姿勢でおなじみのもの。「このストレッチを行うときは、ひざを内側から後ろ側に押すのがポイント。硬くなった内ももの“内転筋”を伸ばし、股関節をほぐしていきましょう」。
STEP 1 股関節を柔らかくする
1 脚を大きく開き、つま先は外側に向けます。
つま先とひざの皿を同じ方向に向けて、上体を真っすぐ立てたまま腰をひざの高さに落とします。
2 股関節が硬いとひざが内側に入ってしまうので、肩入れをし、手でひざの内側から後ろ側にぐーっと押し、股関節を開きます。5~10秒キープ。5回行う。反対側も同様に。
2つめの「股関節ストレッチ2」は、骨盤を立てる、という基本姿勢を大切にしましょう。
「股関節が硬い人は、内ももの“内転筋”とともに、もも裏の“ハムストリングス”も硬くなりがちです。
これは、座り姿勢によって骨盤が後ろに倒れ、ハムストリングスが縮むからです。
なのに、骨盤が後ろに傾いたままで無理をして前屈しようとすると、股関節を傷めてしまう可能性があるので、とても危険です」。
大きく開脚することにこだわるのではなく、骨盤を立てる、という基本姿勢を大切にすることが効かせるポイントとなります。
STEP 2 もも裏のハムストリングスを柔軟に
2 骨盤を立てた状態で、両ひざを伸ばし、基本姿勢をつくる。できる範囲でいい。手をお尻の後ろに置き、支えながら行うとやりやすいです。
3 骨盤を立てた状態を維持しながら上体を倒す。倒せるところまででよいので、ほどよいストレッチ感を感じながら5秒キープ、5回行います。
4 繰り返すうち、もっと上体を倒せそうになったら、少しずつ両手を前に移動させて倒します。
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