適切な施術の受け方について
施術を受けて多くの方が１回、ほとんどの方が３回までに変化を感じられていますが、
ダイエットや筋トレと同じで数日努力して効いたかなと思ったり、良くなったかなと手ごたえがあったと感じても少ない回数や短い期間ではなかなか元から変わったと言えるまではいきません。
その理由は、自分ではどうしようもないから整体へ行こうと思うときには、あなたの想像よりも身体が悪いことが多いからです。
身体は丈夫にできているので、耐えられない限界ギリギリまで問題を感じない事が多くあります。その後、限界を超えると次々と悪い場所が出てきます。
体を変えるのに7回程度を目安にご利用いただきたいのです。
また、整体を同じ回数受けるのでも、施術の効果の戻りやすい初期に集中的に受けることで高い効果が望めます。
続けて整体を受けてある程度回復すれば、身体は悪くなりにくくなります。もし、なってしまったとしても良い状態に戻りやすいです。
はじめは大変でも長い目で見たらこちらの方が確実に良いと私は思います。
せっかくお金も時間もかけて整体をうけるなら
『変化があってもすぐに戻ってしまうのを繰り返してダラダラ通う』のと、
『きちんと通って着実な施術を重ねていく』のとどちらが良いと思いますか？
| 回数 | 施術間隔の目安 |
|---|
| 【１～４回目】 集中的に良くする期間 |
・１週間に１、２回の施術で身体がよくなる為の助走をつけます。 ※ほとんどの方は１週間に１回です。 |
|---|
| 【４～７回目】 安定させていく期間 |
・様子を見て２週間、３週間、４週間と段々と間隔をのばしていきます。
・身体が元に戻る過程で出てくる昔の不調部分にアプローチしたり、頑固な悪い癖や習慣を徐々に減らしていきます。 |
|---|
| 【７回目～】 メンテナンス期間 |
・１～２ヶ月に１度の施術で好調をキープします。 |
|---|
※当整体院にみえる７０％くらいの方はこのように施術が進んでいきます。
症状が長い・重い方はそれ以上に回数がかかることもございますので予めご了承ください。
※あくまでもこれは当整体院おすすめのプランですので諸事情で難しい方はご相談ください。
その方に合わせたプランに変更したり、１回の施術効果が長持ちするようなアドバイスをいたします。
1－4回目 集中期
▼自分で自分の体を回復する力を活性化する
自分で回復する力が強まれば、より良くなりやすく元に戻りにくくなります。
▼身体に負担をかけている習慣を改善する
せっかく良くなっても悪くした原因から改善していかなければ何にも意味はありません。
○今までの積み重ねを１回で全部良くすることは難しいです。
なぜなら、この２つが満たせないと１回受けてすごく効いた、良くなったと思っても、すぐに元の状態にもどってしまうからです。
１回だけ受けて整体をやめるとしばらくすると辛くなって、また近いうちに整体受けに行きます。
また１回だけ受けてしばらくすると・・・
といういたちごっこになってしまいます。
4—7回目 安定期
様子を見ながら施術間隔を伸ばしていきます。
自分で回復する力が徐々に増えていって楽な状態を保てるようになります。
もう大丈夫かなと思ってしまう時期ですが、施術で良い状態を保っているので、やめてしまうとがくんと調子が落ちる時もありますので要注意です。
良くなる過程で身体が元に戻っていくので昔の出ていた症状が出てくることがあります。
7回目～ メンテナンス期
筋トレやダイエットで肉体改造成功！だけどゴロゴロしてばかりいたら、お腹がぷくぷくに・・
整体もおんなじです。何にもせずに以前と変わらぬ生活習慣が続けば、また少しずつ元に戻っていきます。
良くなっても１～２ヵ月に１度くらい受けるといい状態をキープできます。予防になります。
メンテナンスは１～２ヵ月にたった１回だけ受ければいい。
これが整体のすばらしいところだと思います。
何日も症状がとれなかったり、朝起きた時に疲れが抜けなくなり始める頃にメンテナンス施術で悪い芽を摘みます。
再発を恐れることなく全力で毎日楽しく生活が送れるようになります。
施術の目的
痛みを取りたい、痛みが出ないような体を手に入れたい！と誰もが考えます。
しかし、人間の体には痛みを感じるセンサーが無数にあり、それらの働きをすべて消すことは不可能です。どれだけ健康な人であっても痛みを感じることがないということはありえないのです。
痛みというのは人間が持つ大切な信号なのです。なぜ痛みが出るのかということを正しく理解し、行動を起こせば痛みは自然と消失していきます。
当院では痛みが出ないような体づくりを目標とせず、痛みについて正しく理解することを目標にしています。
つまり、痛みがあればまずは患部を安静にすること。痛みの原因の多くは、筋肉の過度な緊張によるものなので、９０秒ほど患部を安静にすると筋肉の過緊張は解除できます。
つぎに、体を動かせるレベルまで回復したら背骨、骨盤、肩甲骨、股関節などの関節、坐骨神経・腕神経叢などの末梢神経を動かすようにすることです。
そうすれば痛みというのは自然と消失します。
