わたしたちのやる気は”ドーパミン”という神経伝達物質によってもたらされます。
やる気や幸福感だけでなく、多くの生命活動にもかかわっています。
そんなドーパミンについて解説していきます。
まず神経伝達物質は、人間の脳内で情報の運搬役として働く化学物質のtことです。
ドーパミンは、感情、記憶、思考、理性などの心の機能に関与しているといわれます。
そのため、ドーパミンは人格形成において非常に重要なのです。
ドーパミンの効能
(1)幸せな気持ちにさせて意欲につながる
人が楽しい、うれしいと感じるのはドーパミンがうまく分泌されていることが影響しているといわれています。この気持ちが継続することで、意欲につながります。
(2)集中力がアップして効率が良くなる
ドーパミンを増やすことで集中力がアップし、作業効率が良くなるといわれます。
仕事だけでなく勉強でも集中したい時にはドーパミンを増やすように心がけるとよいでしょう。
(3)ポジティブになる
脳内でドーパミンを増やすことでポジティブな考え方ができるようになります。
ドーパミンの増やし方
(1)好きな音楽を聴く
マギル大学がネイチャー・ニューロサイエンスに2009年に掲載された内容で、好みの音楽はドーパミン生成を促進させる効果があるというものでした。好きな音楽を聴きながら作業を行うのも良いと思います。
(2)必要な栄養素の摂取
ドーパミンの原料はタンパク質で、特に必須アミノ酸のフェニルアラニンとアミノ酸のチロシンが必要となります。これらのアミノ酸は、豚肉・大豆・アボカド・バナナ・アーモンドなどに含まれています。
最近では腸でもドーパミンの分泌が行われるという研究発表があり、腸内環境を整えることも大切です。
(3)頭皮・筋肉のマッサージ
マッサージなどで皮膚を刺激するとドーパミンが分泌されるという論文が日本の大学から発表がありました。
当院では骨格調整で乱れた自律神経を整え、ヘッドマッサージでドーパミンの分泌を促進していきます♪