「あかとんぼ接骨院」痛み・しびれが最短で根本改善!

片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛は「3大慢性頭痛」と呼ばれていますが、これに加えて近年、「第4の慢性頭痛」と言われているのが「後頭神経痛(こうとうしんけいつう)」です。
 

「後頭神経痛」とはどんな頭痛?

後頭神経痛とは、頭痛というよりも頭皮の末梢神経がダメージを受けて痛む「神経痛」のひとつです。
後頭神経には「大後頭神経(だいこうとうしんけい)」「小後頭神経(しょうこうとうしんけい)」「大耳介神経」(だいじかいしんけい)」の3つがあり、これらの神経がダメージを受けることで神経痛が発生します。
 

後頭神経痛の痛みの特徴は?

以下のような痛みがあれば、後頭神経痛が疑われます。

①片側の首(両側同時には起きない)から後頭部・頭頂部にかけてのチクチク、キリキリ、ズキズキとした激痛。
②ビリッと一瞬電気が走るような痛みを繰り返す。痛みがないときはスッキリしている。
③一度起きると数日から数週間続く。
④急激に首を前や後ろに倒したり、首を回したりすると痛みが起きる。
⑤ヘアブラシで髪をとかしたり、頭皮に触れたりしただけで痛むことがある。痛みが強いと、枕に後頭部が触れるだけでつらく、不眠に悩まされることも。
⑥雨の日の前日に多いのも特徴。雨が降ると治る。

 

後頭神経痛はなぜ起きるの?

大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経の3つの神経はいずれも、僧帽筋(そうぼうきん)や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)など、頭を支える首の筋肉の間から皮膚の表面に向かって出ています。そのため、首の筋肉による圧迫が刺激となって起こりやすいのです。

元々、首こりや肩こりなど、首周りの筋肉のこりが強い人は、後頭神経痛を起こしやすい傾向にあります。また、長時間猫背の姿勢でいることで起きる「ストレートネック(スマホ首)」や加齢による頸椎の変形も大きな影響を及ぼします。

さらに精神的ストレスや気候の変化(特に雨の前日)なども誘因になることが分かっています。

まれに、帯状疱疹のウイルスが原因のこともあるので注意が必要です。通常、帯状疱疹は体の片側だけに起こり、発疹が出る前に神経痛が出ることも多くあります。頭皮に出た発疹は見えにくいこともあり、後頭神経痛と間違えることもあるので、小さな水ぶくれが体の片側だけに出てきたら、帯状疱疹を疑いましょう。

いちばんの原因は「不良姿勢」。テレワーク中の姿勢に注意!

後頭神経痛の最大の原因は「不良姿勢」です。特に、自宅でのテレワークの姿勢が引き金となり、後頭神経痛を訴える人が最近増えていると丹羽先生は指摘します。

デスク周りの環境が整いにくい自宅では、パソコンに向かう姿勢も悪くなりがちです。特にデスクトップ型のパソコンを使用している場合、モニターを正面ではなく、左右どちらかの前方に置いて使っている人も多く、モニターを見る際、体は正面を向きながら首だけをひねるという歪んだ姿勢が多く見られます。

これでは、顔を向けた側の後頭神経は頭蓋骨と頸椎に挟まれ、反対側の後頭神経は引っ張られてしまい、どちら側も神経が興奮してしまいます。後頭神経痛では、挟まれた側が痛む人も、引っ張られた側が痛む人もいます。

ノートパソコンの場合は、首だけを左右にひねることはありませんが、画面が低い位置になるため猫背の姿勢になりがちです。猫背も後頭神経痛を誘発するので注意が必要だと言います。

後頭神経痛を予防・改善するには?

後頭神経痛は強い痛みの出る神経痛ですが、危険なものではなく、1週間ほどで自然に治ることが多いものです。

後頭神経痛が起きたら、まずは痛みの元を短時間冷やすか、冷湿布を貼ってみましょう。ただし、長時間冷やすと筋肉のこりに繋がってしまうのでNGです。

また、最も痛みを感じる部位か、神経痛の根元を5秒ほど指で強めに押して離すことを数回繰り返すのも有効です。神経の興奮が抑えられ、痛みが和らぎます。

神経痛のため、残念ながら通常の消炎鎮痛薬をのんでも効きません。痛みを繰り返すなどの症状がある場合は、専門医を受診するようにしましょう。

そして何よりも後頭神経痛の予防には、普段の不良姿勢を正すことが大切です。パソコンやスマホを使う際は、首や肩の筋肉に負担がかからないように、正しい姿勢で使うようにしていきましょう。

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